天然素材のアジアン家具で南国リゾートのお部屋に
南国情緒たっぷりのアジアンスタイルのお部屋は、日常を異空間に変えてくれます。
インテリアのメインとなるのは、重厚なアジアン家具。
そこに南国風の観葉植物をあしらい、ファブリックや間接照明を効果的に使えば、南国の風が通り抜ける空間になります。
東南アジアで作られたアジアン家具が日本に輸入されるようになって久しくなりますが、その人気は衰えを知りません。
専門店だけでなく、一般の家具店などの店頭にも出回っており、ネットショップでもたくさんのアジアン家具が扱われています。
アジアン家具は、使い込むほど独特の風合いが出てくる経年変化が楽しめるため、モノを大切にすると言われる日本人には向いているのかもしれません。
■アジアン家具に使われるのは天然素材
アジアン家具の材料にはほとんど天然素材が使用されていて、インドネシアやタイ、中国、インドなどで作られています。
ブラウン系のダークな色調と素朴で温かみのあるテイストが特徴で、キャビネット、チェスト、ソファ、テーブルなど家具類全般が揃っています。
素材としては、チーク材、バンブー、クルミ、ラタン、水草の一種であるウォーターヒヤシンスなどがありますが、今回は代表的なチーク・バンブー・ラタンについてお話してみたいと思います。
■チーク材・バンブー・ラタン
マホガニー、ウォルナットと並ぶ世界三大銘木の一つであるチーク材は、アジアン家具の素材の代表格です。
原産国はインドネシア、タイ、ミャンマーなどで、屋外に置いても腐食しにくく、虫もつきにくく耐久性に優れています。温もり感のある肌触りや、使うほどに味わいを増す表情が人気の秘訣です。
チーク材の家具としてはタンス、キャビネット、サイドボード、椅子などがあります。
バンブー(竹)は丈夫でしなりが良いので加工しやすく、日本でも昔から家具・建具や建築素材、バスケットなどにも使われています。
爽やかな清涼感を感じさせるバンブーは、アジアン家具の素材として高い人気があります。
バンブー素材の家具にはチェスト、パーテーション、テーブル、キャビネットやランプシェード、敷物などがあります。
ラタン(籐)はアフリカ、東南アジアなど熱帯雨林のジャングルの中で育つヤシ科の植物で、日本では育ちません。軽くて弾力性に優れているので家具や小物雑貨などに適しています。
アジアン家具に使用されているラタンはほとんどがインドネシア産です。ラタン材の家具には椅子、ソファ、敷物、テーブル、小物雑貨などがあります。
これら天然素材で作られるアジアン家具に囲まれた空間はリゾート感にあふれ、そこで過ごす時間は癒やしのひとときになります。
明るすぎないアジアンテイストの間接照明やエスニック調ファブリックを効果的に使うと、より南国ムードが高まります。
長く使い続けると温かみと味わい深さが出てくるアジアン家具で、南国の風を感じるお部屋を作ってみませんか。
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