大人にも子どにも役立つスタディコーナーを作ろう!
家の中に家族それぞれの部屋を持っていたとしても、「部屋にこもりきりで作業をする」というのは寂しいものですよね。
近年では、「家族がリビングで一緒に過ごしながら、それぞれの作業を行う」というスタイルが主流になってきているようです。例えば、
・キッチンで料理を作るお母さんのそばで、子どもが宿題をする。
・お父さんと子どもが並んで調べものをする。
・家族が一緒にくつろいている中で、お母さんが家計簿をつける。
といった光景は、極々日常的なものとなっていますね。
そんなとき、あると便利なのが「スタディコーナー」です。
そこで今回は、自宅リビングにスタディコーナーを作るためのポイントをご紹介いたします。
■まずは空いているスペースをチェックしてみよう
近年人気のスタディコーナーは、「リビングの一角に専用のデスクを設置して、スペースを作る」というものです。
マイホームを新築する際には、「あらかじめスタディコーナーを作りつけてもらう」という方も少なくありません。
部屋全体の雰囲気と合わせやすく、メリットも大きい方法だと言えるでしょう。
とはいえ、作り付け方式のスタディコーナーには、いくつかのデメリットも存在しています。
・あらかじめサイズを指定しなければならない
・臨機応変に対応できない
・必要なくなったときに、外すことができない
・新築時以外だと、職人さんを手配し工事をしなければならない
インテリアは、家族と共に変化していくもの。作り付けにすると、今後の変化に対応するのが難しくなってしまいます。
また、「すでに家があり、そこにスタディコーナーを作りたい」と思っている場合には、工事にかかる負担が大きくなってしまいます。
デメリットが気になるときには、「自宅の中にスペースを見つけ、自分でスタディスペースを作り出す」という方法がオススメです。
リビング内にスタディコーナーを作る際に必要なのは、以下の品物です。
・専用デスク
・専用チェア
・照明器具
・コンセント(あった方が良いもの)
まずは専用デスクですが、奥行き50センチ程度であれば、省スペースながらも充分な空間を確保できます。
シンプルなパソコンデスクシリーズ 【UGO】を使えば、デスクを2つ並べることで広々としたカウンター風スペースができ上がります。
リビングの雰囲気を損ねたくない!という場合には、ウォールナットデザインのシステムデスクがオススメです。
落ち着いた色合いとデザインで高級感を抱かせるほか、デスクの背面に配線をしまいこめる仕様になっているため、スタディコーナーをゴチャゴチャさせません。
「導入したいな」と思うデスクとチェアが決まったら、設置予定場所に合わせてイメージしてみましょう。
チェアの背面に600ミリ以上の空間が確保できれば、後ろを通る家族の邪魔をしません。
通路を確保してから、デスクの奥行を決定すると失敗しないので、ぜひ参考にしてみてください。
■スペースがない場合は作り出そう
スタディコーナーに憧れているけれど、スペースがない!なんて場合には、スペースを作り出すのがオススメです。が、実際に「家を広げる」というのは難しいもの。そんなときには、「スタディコーナーの役割を、他の何かと兼用する」のがオススメです。
もっとも人気が高いのは、「スタディコーナーとダイニングテーブルを兼用する」というスタイルです。
すでにダイニングテーブルを所有しているご家庭であれば、そのスペースを使うだけですから、非常に手軽な方法だと言えるでしょう。
「新たにダイニングテーブルの購入を検討している」という場合には、より広い作業スペースを確保できる、伸長式テーブルを採用するのがオススメです。
また、ダイニングテーブルとスタディコーナーを兼用する際に、問題になりやすいのが「食事の時間になったときに、さっとテーブルが空かないこと」です。
こうした問題を解決するために、勉強用アイテムを収納するための専用収納家具や本棚を用意するのがオススメです。
扉付きの収納棚や引き出しタイプのワゴンであれば、散らかりがちなアイテムもさっと収納可能で、常にスッキリと見せてくれることでしょう。
オープンタイプの飾り棚を使う際には、家族それぞれの「専用かご」を用意して、場所を決めておくのがオススメ。
ダイニングテーブルからの動線も良い場所に収納を用意すれば、ダイニングテーブルの上が散らかしっぱなしになることを防いでくれます。
■ラグ+リビングテーブルでもスタディコーナーは実現可能
ダイニングテーブルを使うのはちょっと・・・と思うときには、ラグ+リビングテーブルを使ってスタディスペースを作るのもオススメの方法です。
このタイプのメリットは、以下のとおりです。
・チェアを必要としないため、限られたスペースでも設置可能
・幼い子どもも安心して使える
・必要なくなったときには、撤去も簡単
ラグとリビングテーブルがある空間には、家族が自然と集いやすいもの。
大人の書き物スペースとして、幼い子どものお絵かきスペースとして、多用途に活躍してくれることでしょう。
リビングテーブルを選ぶ際には、やはり伸長式のものを選択するのがオススメです。利用する人数に応じて、ぴったりの空間を用意できます。
ラグマットは、洗濯が可能なウォッシャブルタイプを選択するのがオススメです。
スタディコーナーは、大人にとっても子供にとっても「作業スペース」です。汚れたときにはじゃぶじゃぶ洗濯することで、ストレスフリーな快適空間ができあがるでしょう。
家の中にスタディコーナーがあることで、大人も子どもも作業がはかどるもの。
特に子どもの場合、「常に家族の気配を感じていたいからこそ、自分の部屋があっても使わない!」なんてケースもありますよね。
こんなときには、ぜひリビング内に専用スタディコーナーを用意してみてください。
リビングで過ごす家族の時間が、より一層充実して、素敵なものになるはずです。
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