ステージデザインベッド

寝室は、自分が自分らしく、くつろいで過ごせる場所。

 

だからこそ、オシャレでモダンなインテリアにこだわりたい!と考える方も少なくありません。

 

寝室に欠かせない家具といえばベッドですが、オシャレさにこだわるのであれば、ステージタイプのベッドを選択するのがオススメです。

 

ステージベッドとはどのような特徴を持つベッドで、実際に導入した場合のメリットやデメリットはどこにあるのでしょうか。詳しく解説してみたいと思います。

 

 

ベッドの種類……ステージタイプとは?

Aki
Aki
ベッドにはさまざまな種類がありますが、その中でも、近年注目を集めているのがステージタイプのベッドです。まだまだ「耳慣れない」と感じる方も多いのかもしれませんね。
ステージタイプのベッドとは、マットレスよりもベッドフレームのサイズが一回り大きくなっていて、マットレスの周囲に余白(ステージ)ができるという特徴があります。
Nijiro
Nijiro

 

また、全体的にロータイプで作られているケースが多く、ラグジュアリーでオシャレな雰囲気を楽しませてくれます。

 

照明付きウォールナットデザインローベッド【MKT】

 

Aki
Aki
ステージベッドという言葉に聞き覚えがなくても、リゾート地のホテルやオシャレなインテリアショップで、こうしたタイプのベッドを目にした経験がある!という方も多いのではないでしょうか。

 

近年、このステージベッドのメリットに着目し、自宅に導入される方が増えてきています。

 

 

ステージタイプのベッドが持つメリット

Aki
Aki
では、具体的にステージベッドを導入することで得られるメリットとは、どのようなものなのでしょうか。具体的なポイントを4つほどご紹介したいと思います。

 

部屋が広く見える

Aki
Aki
ロータイプが多いステージベッドは、実は部屋を広く見せる効果が期待できます。

 

ステージベッドを設置する場合、通常のマットレス部分にステージ部分のスペースも確保しなければいけません。

 

このため「設置するためには広いスペースが必要で、部屋を狭く見せてしまう」と誤解している方も少なくないのではないでしょうか。

Aki
Aki
しかし、実際には、ローベッドは視界上部が抜けることで部屋を広く見せる効果が期待できます。
特にステージベッドの場合は、寝室に入る人の目線をステージ、つまり部屋の中の床に近い部分に誘導することが可能となるのです。
このため、通常のベッドを設置するよりも部屋を広く見せる効果が期待できるというわけですね。
harry
harry

 

それほど広くはない寝室を、できるだけオシャレに見せたい!と思う方にもオススメのベッドタイプと言えるでしょう。

 

マットレスの大きさを自由に変更できる

Aki
Aki
ステージタイプのベッドは、ベッドフレームの上にマットレスを設置して使用することになります。
つまり、ベッドフレームとマットレスの大きさは、自分の好きなようにアレンジすることができるというわけです。

 

大きめのベッドフレームに通常サイズのマットレスを乗せ、フレームが左右それぞれ20センチ程度はみ出るようにする方法を、ワイドステージレイアウトと言います。

 

少しだけ大きめのマットレスを採用すれば、左右に10センチ程度のステージができ、これはナローステージレイアウトと言います。

 

ワイド、ナローステージレイアウト

 

家族の人数が増えて、より広いベッドスペースが必要になったときには、ベッドフレームとマットレスのサイズを合わせてください。これは、フルレイアウトと呼ばれるスタイルで、余裕をもって就寝できます。
Nijiro
Nijiro

 

フルレイアウト

 

Aki
Aki
ワイドステージレイアウトにした場合でも、ステージ部分は無駄になるわけではありません。サイドテーブルのような感覚で、飲み物やスマートフォンなどを置いておくことができます。

 

一台のベッドを長く使い続けることができる点も、ステージベッドならではのメリットだと言えるでしょう。

 

小さな子どもやペットにも優しい

Aki
Aki
ステージベッドの特徴であるステージは、床と寝面をつなぐためのステップとしても捉えられます。
通常のベッドの場合、床から寝面までの高さは約50センチ~60センチ程度になるケースも少なくありません。
この段差を一度に上ろうとするのは、幼い子どもやペットにとっては難しいもの。また就寝時の落下リスクも気になるところです。
Nijiro
Nijiro

 

ステージベッドの場合は、マットレスの両側にベッドフレームが飛び出していることで、便利な段差のようにして使えます。

 

ベッドに上ったり下りたりするときでも、ステージを上手に活用することができますし、万が一落下した場合でも、ステージがあることでその衝撃を和らげることができます。

harry
harry
幼い子どもやペットと一緒の生活を考える上では、ステージベッドにはオシャレさ以上の実用性があると言っても良さそうですね。

 

通気性が良い

ベッドや布団を快適に使い続けるために、忘れてはいけないのが湿気対策です。

 

人間は就寝中に、想像以上に多くの汗をかいてしまうもの。きちんと湿気対策を行うことが、トラブル予防のカギとなります。

Aki
Aki
とはいえ、面倒なことは苦手……という方にもオススメできるのが、ステージタイプのベッドです。床板がすのこでできているタイプなら、通気性があります。マットレスやふとんの下にこもる湿気を逃がしてくれます。

 

すのこ状の床板

 

いつでも快適な寝室環境をキープしてくれます。

 

 

ステージタイプのベッド、気になるデメリットとは?

Aki
Aki
ステージタイプのベッドを導入する上で、やはり気になるのがデメリットについてです。
メリットと共に認識しておくことで、より満足度の高い買い物につながることでしょう。

 

しかし、ステージタイプのベッドのデメリットは、それほど多くはありません。強いて言えば、以下の2つのポイントがデメリットとなります。

 

 

・ベッド下を収納空間として使いにくい

 

・掃除が大変

 

 

1つ目のポイントは、ステージベッドだけに限った話ではありませんが、ローベッドの場合、避けられないデメリットの一つとなります。

Aki
Aki
そもそもベッド下に空いている空間が少ないために、収納として扱うのは非常に難しくなってしまいます。
収納スペースを犠牲にして、部屋全体の開放感を演出していると言っても良いでしょう。

 

もう一つ忘れてはいけないのが、ベッド下の汚れについてです。

ステージタイプのベッドの通気性が高いのは、ベッド下の空間が開放的になっているためです。
しかしそれは、風だけではなくゴミやほこりも、ベッド下に自由に侵入できるということでもあります。
Nijiro
Nijiro

 

ローベッドなのでベッド下に差し込んで使える清掃アイテムはごく限られてしまいます

 

ステージタイプのベッドフレームは大きめであるケースが多く、移動して掃除をするのも簡単ではありません

 

狭いところも難なくお掃除できる、持ち手の長いフロアモップなどがあると、日々のお掃除も楽になることでしょう。

harry
harry
これらのデメリットが気にならないのであれば、ステージタイプのベッドの導入について、ぜひ積極的に検討してみてはいかがでしょうか。
逆にこれらのデメリットを許容できないということであれば、別のベッドを検討することをおすすめします。

 

まとめ

Aki
Aki
オシャレなベッドで寝たい!という場合には、ぜひステージタイプのベッドに注目してみてください。

 

まだまだ珍しく、オシャレで個性的な寝室を作ることができるでしょう。

 

マットレスの周りの余白が、これまでにはない雰囲気の寝室に仕上げてくれるはずです。

ステージタイプのベッドにはさまざまなメリットが存在しています。
思い切って導入してみれば、寝室全体を広く見せる効果も期待できるのかもしれません。
Nijiro
Nijiro

 

今回紹介したデメリットも頭に入れつつ、理想のステージベッドを手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

■この記事の主担当
Aki Kawashima
インテリア家具ショップで店長、リフォーム会社でアドバイザー等を歴任。豊富な経験と知識をベースに、お洒落なインテリア家具の魅力をお伝えいたします。

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