ベッドがもたらす効用を知って、健康的な睡眠を
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ベッド
さまざまなタイミングで寝具を新調したり、変更したりすることがありますが、その際に敷き布団からベッドに変えようかどうかと迷う人、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。
敷き布団とベッドではそれぞれにメリット・デメリットがありますが、長年敷き布団で寝ていた人の中には、ベッドに切り替えることに少なからず抵抗を感じている方も少なくないようです、
そこで今回は、ベッドで眠ることで期待できる効用についてお話ししたいと思います。
目次
床やフローリングに敷く布団は冷え性の原因にも
Aki
フローリングや和室で敷き布団を敷いて寝るスタイルは、日本人にとって身近なものであり、実際に布団自体も日本人の体に合わせて作られています。
たとえば、冷気が溜まりやすい床で眠る際、敷布団は体を保温するのが役割です。
人は眠っているときに汗をかきますが、敷布団はその約70%を素早く吸湿し、放湿してくれます。
人は眠っているときに汗をかきますが、敷布団はその約70%を素早く吸湿し、放湿してくれます。
Nijiro
Aki
そして、布団を上げ下げすることで、カビが発生しにくくなり、天気の良い日に干せば、さらに、カビやダニの発生防止に効果的です。
ただ、敷布団は長年愛用しているうちに薄くなり、体圧の分散力が低下してきます。
これが原因となって、寝心地が悪くなったり、疲れがとれにくくなったりして、睡眠の質が低下してしまう可能性があります。
これが原因となって、寝心地が悪くなったり、疲れがとれにくくなったりして、睡眠の質が低下してしまう可能性があります。
Nijiro
Aki
また、厚さがない布団は空気の流れも悪くなっているので湿気が溜まりやすく、気化熱による体の冷えを招いてしまうこともあります。
毎日眠る度に体が冷えると血流も悪くなり、体調不良につながりやすいです。
毎日眠る度に体が冷えると血流も悪くなり、体調不良につながりやすいです。
睡眠の質を高められるベッド
睡眠時に気を付けたい問題として、ハウスダストが上げられます。
床から30cm程度までの高さは「ハウスダストゾーン」と呼ばれており、この一帯は、ほこりやアレルギーの原因物質が空中に多いゾーンです。
Aki
布団で寝る場合は、ちょうどこのハウスダストゾーンにいる状態になるため、睡眠中にハウスダストを吸い込んでいる可能性が高まります。
一方、ベッドは種類にもよりますが、床面が床から30cm以上に設定されているものが多く、ハウスダストを避けることも可能です。
一方、ベッドは種類にもよりますが、床面が床から30cm以上に設定されているものが多く、ハウスダストを避けることも可能です。
また、体圧分散力も布団よりベッドのマットレスのほうが高いといわれています。
ちなみに、ベッドで寝ていても、マットレスではなく布団を敷いて寝るのであれば、体圧分散力は低くなります。
ちなみに、ベッドで寝ていても、マットレスではなく布団を敷いて寝るのであれば、体圧分散力は低くなります。
Nijiro
マットレスは布団よりも種類が豊富なことから、自分に合ったものを見つけやすいのも良いところといえるでしょう。
さらに、寝起きに座った状態から立ち上がれるので、体への負担も少なくてすみます。膝や腰が悪い人にとっては特に体に負担がかかりにくいベッドは向いているといえるでしょう。
布団からベッドに変更する場合にはマットレスの硬さに注意を
Aki
布団からベッドに切り替えたことで、腰痛になってしまったという人がいます。
これは、体を支えるマットレスが原因になっているケースが多いようです。
敷布団は、長期間の使用で厚さが薄くなっていない限りは体圧分散力に優れています。
敷布団は、長期間の使用で厚さが薄くなっていない限りは体圧分散力に優れています。
Nijiro
Aki
ベッドの場合は、体を支えるマットレスが寝心地と深く関わってきます。
腰痛になりやすいケースとしては、マットレスがそれまで使っていた敷布団よりも柔らかすぎた、ということが上げられます。
敷布団は、マットレスと比べると硬めの設定になっているのが一般的で、、マットレスに切り替えた直後は寝心地が柔らかく感じられ、体が無意識に緊張して腰痛につながってしまうと考えられています。
Aki
ただし、マットレスによっては敷き布団より硬く感じられものもあり、この場合も腰痛につながったり、起きたときに疲れがとれていなかったりすることがあります。
とくに安いマットレスの中には、クッション材が薄すぎるものがあり、そういったタイプだと、寝ていて痛みを感じる例も珍しくありません。
Nijiro
簡単にできるベッドのお手入れ方法
Aki
ベッドを使用している場合、手入れをこまめにしなければならないのは体全体が直接触れるマットレスです。
毎日使用しているマットレスや掛布団には睡眠時にかいた汗や皮脂、寝汗、ほこりなどが付着します。
掛布団は干したり、シーツは洗ったりすることでケアできますが、マットレスは重量もあるため、手入れが難しいと考える人もいるようです。
掛布団は干したり、シーツは洗ったりすることでケアできますが、マットレスは重量もあるため、手入れが難しいと考える人もいるようです。
Nijiro
harry
ただ、マットレスも毎日できる簡単なケアで清潔に長持ちさせられますよ。
たとえば、起きた後、掛布団をマットレスの上にかぶせたままにしておく人もいますが、これは良いこととはいえません。
かぶせたままにしておくと睡眠時の湿気がこもったままになり、雑菌やカビ、ダニの発生につながるからです。
起床後は掛布団をめくって湿気を逃すようにしましょう。
かぶせたままにしておくと睡眠時の湿気がこもったままになり、雑菌やカビ、ダニの発生につながるからです。
起床後は掛布団をめくって湿気を逃すようにしましょう。
harry
Aki
可能であれば、2~3週間に1度のペースでマットレスを日当たりの良い場所で天日干しするのがおすすめです。
マットレスの表側だけではなく、裏側にも湿気が溜まりやすいので表裏を干しておくと湿気を除去できます。
マットレスの表側だけではなく、裏側にも湿気が溜まりやすいので表裏を干しておくと湿気を除去できます。
睡眠の質を高めたいならばベッドにするのもおすすめ
Aki
布団にもベッドにもそれぞれメリット・デメリットがありますが、体にかかる負担を軽減し、睡眠の質を高めるのであればベッドに変更するのもおすすめです。
ベッドは適切な硬さのマットレスを敷くことで睡眠時の体圧を分散し、寝心地の良さを確保して睡眠の質を高めることが期待できます。
Nijiro
一口にマットレスといっても使用されているクッション材によって硬さが異なるため、自分に合ったものを購入しましょう。
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