狭いお部屋でも広々使うには?
狭いお部屋をすっきりコーディネイトするには、お部屋にあるアイテムをできるだけ少なくすることがポイントとなります。
中でもベッドは大きく存在感のあるものですが、そのベッドを収納タイプにすることで、たくさんのアイテムを整理整頓することができます。
ベッドに付いている収納を利用することで、収納家具が不要になったり、数を減らすことができるケースもあります。
そして、狭いお部屋のスペースをできるだけ確保するには、コンパクトサイズの収納ベッドがおすすめです。
最近では、長さ180cmのショートサイズのベッドがたくさん出回るようになってきましたので、こうした商品を選ぶのも一考です。
また、マットレス下の収納だけでなく、プラスアルファの収納スペースや便利な機能が付いたものを選ぶと、お部屋が狭くても有効活用できるようになります。
▼ヘッドボード収納
▼サイド収納
それでは、狭いお部屋におすすめの収納ベッドと、お部屋を広く見せるコーディネイトのコツをご紹介します。
収納ベッドの収納量と高さ
感覚的なことですが、家具を低いものにすると、お部屋の空間が広く見える効果があります。そのため、ベッドもできるだけ高さの低いものがおすすめです。
ですので、引き出し式の収納ベッドの場合は、1段のタイプがベストということになります。
しかし、収納ベッドには、引き出し1段のほか、引き出し2段のチェストタイプや、大容量収納が可能な跳ね上げ式タイプなどがあります。
引き出し1段の収納ベッド
最もポピュラーなタイプで、引き出し2杯が一般的です。このタイプなら床面の高さが高くなることはありませんので、ベッド上の空間が広がり、お部屋に圧迫感が生じることはありません。
モノがそれ程ない場合には、こちらがおすすめです。2杯の引き出しでも衣類やリネン類などが十分に収納できます。
引き出し2段のチェストベッド
引き出しが3~6杯付いていますので、収納力は抜群です。しかし、その分床面が高くなってしまいます。
とにかく「モノが多くて収納に困っている」という方におすすめです。お部屋がきれいに整理・整頓できますので、「多少の圧迫感はやむを得ない」と妥協できるか、検討してください。
ただし、床面が高くなると、人によっては寝起きがしずらくなりますので、体の小さな方やお子さん、お年寄りの方などは、「寝起きのしやすさ」という点も検討する必要があります。できれば、実物で体験してみるとよいでしょう。
跳ね上げ式収納ベッド
床板とマットレスが上方向に跳ね上がって、ベッド下の空間が全て収納に利用できるタイプです。
商品によっては収納庫となる部分のサイズがいくつかありますので、高さを抑えたい場合は、一番小さいサイズを選ぶとよいでしょう。
収納ベッドの場合、収納量と床面の高さは比例関係にありますので、
・モノが多い場合は、収納を優先して大容量収納タイプのベッドを選ぶ
・モノがそれ程多くない場合は、圧迫感の解消を優先して低いベッドを選ぶ
この2点を基準に選ぶことをおすすめいたします。
ヘッドボードの活用
また、ヘッドボードがクッション仕様になっているベッドなら、ココを背もたれとして使えるので、テレビを見たり、読書をしたりするときに役立ちます。つまり、ソファの役割も果たしてくれるのです。
そのほか、ヘッドボードの棚がテーブルとして使えるベッドもあり、これならベッドの上でティータイムを楽しむこともできますね。
こうした機能が付いた収納ベッドを選べば、お部屋にソファやテーブルを用意しなくても良くなります。
さらに、最近ではヘッドボードにスライド式の本棚が格納されているベッドも出回るようになり、このベッドなら、お部屋に本棚を置く必要もなくなります。
お部屋のカラーを統一
機能性に優れた収納ベッドでお部屋をスッキリさせるのが一番ですが、視覚的にも広く見せる方法もあります。
それはお部屋の壁や床と家具のカラーを統一させることです。
特に、家具をホワイトやアイボリー系に揃えれば、お部屋全体が馴染んで空間が広く見えるのでおすすめです。
「部屋が狭いな・・・」と思っても、工夫次第で居心地の良い空間になりますので、思い切って模様替えしてみてはいかがですか?
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