理想の本棚はお部屋と持っている本、ディスプレイの仕方で選ぶ!
■読書が好きならぜひこだわりたい家具・本棚
スマートフォンやタブレットで読むことができる電子書籍は、確かにとても便利なものです。
何冊もの本を持ち歩くよりずっと軽いですし、暗いところでも普通に読めるので、出先や就寝前などの読書にはぴったりですね。
ですが、まだまだ紙の本を購入することが多いという人だってたくさんいるはず。
利便性でいえば電子書籍の方が勝る部分が目立つかもしれませんが、紙のページを一枚ずつめくる感覚が好きな人も多いのです。
紙の本でなければ読んだ気がしない、という声もあります。電子書籍とは違い、中古でお得に購入できるのも紙の本が選ばれる理由のひとつかもしれません。
本を収納するためには、当然ながら本棚が必要になります。本をしまうことができればいいと考えている方も案外多いのですが、お部屋の中でも一定のスペースを取る分、見た目には充分こだわりたいところ。
また、本を収納しやすく取り出しやすいという機能性の面にも配慮しなければいけません。
本をいちいち取り出すのが面倒になれば読書を気軽に楽しめませんし、高さや幅が合っていない棚に無理に本を収納すればすぐに傷んでしまいます。
本棚は、お部屋の広さや雰囲気、持っている本の種類や冊数などなど、色々な要素を考慮して選びましょう!
■本棚にも色々なタイプがある
テーブルやベッド、ソファなど、どんな家具にもバリエーションがあるように、本棚にも様々なタイプがあります。それぞれに特徴やメリットが異なりますので、それらを把握した上で自分のお部屋に合うものを探してみてくださいね。
オープンラック
前面に扉がなく、オープンになっているタイプの本棚です。
本棚として使えるのはもちろんですが、一部の棚には小物を収納したり、ちょっとしたインテリアアイテムを置いたりと使い方の幅が広いのが特徴です。
背板があるタイプとないタイプがありますが、壁を背にして置く場合は背板があるもの、前後どちらからも収納したいという場合には背板がないものというように、置き場所や使い方によって使い分けるようにすると便利です。
スライド式本棚
棚が重なっていて、前面の物をスライドすると後ろの棚が見えるタイプの本棚です。
収納量に対し幅がコンパクトなので、自室や書斎、一人暮らしのワンルームなど、お部屋のスペースにあまり余裕がないときにも活躍します。
もちろん広い部屋であっても他のスペースを有効利用できるので、他にも置きたい家具が多い、広々とした雰囲気のお部屋にしたいというケースにも合っています。
スライド式本棚のメリットは、奥にしまった本でも簡単に取り出せるということです。何十巻も続いている長編のマンガなどもすっきりしまっておけますし、読みたいときに読みたい巻を取り出せて便利ですよ!
ただ、棚がふたつ重なっているという構造上、棚の奥行きはあまりないことに注意しましょう。文庫本やコミックにはぴったりですが、大判の本の収納にはあまり向いていない本棚です。
壁面本棚
壁を背にして置くタイプの本棚です。奥行きは薄型ですが、天井の高さに合わせてかなり高めに作られているので、収納力は抜群です。
高さがある分天井と間に突っ張りが作られていて、安定性にも問題はありません。地震などが心配な方でも安心です!
本が好きな方の中には、壁一面を本で埋め尽くされたようなお部屋に憧れを持っている方も多いはず。たくさんの本を持っていて、見上げるほどの高さになる本棚が理想という方にはぴったりです。
壁一面を本棚にしてしまうのもいいですが、高さがあるので幅があまり取れなくても充分収納力はあります。横に複数並べて使うのも良し、限られたスペースを有効活用するのも良しで、意外と応用力のある本棚になっています。
回転式本棚
キャスターなどがついていて、本棚全体をくるくると回すことができるタイプです。本屋さんや図書館などで見掛けることも多いので、イメージはしやすいのではないでしょうか。
収納量はあまり多くないですが、なんといっても全体をくるくる回せるので本を取り出しやすいのが一番のメリット。本棚としてはもちろん、よく聴くCDやDVDなどを収納しておくのもおすすめです。
既に本棚があるお部屋のサブ本棚として使っている方も多いです。本にしろCD・DVDにしろ、普段からよく見返すものを収納しておくととても便利ですよ。
■どんな点に気をつけて本棚を選ぶべき?
インテリアコーディネートにこだわりがある、もしくはこれからこだわったお部屋づくりをしていきたいと考えている人なら、使い勝手と雰囲気の良さを両立した家具を選びたいものですよね。
本棚も色々な見た目やタイプがありますから、どんな使い方をしたいか、サイズや見た目はどんなものがいいかなど、色々な観点から見た条件をクリアできる本棚を探していきましょう!
例えば、一人暮らしのお部屋のようにスペースに余裕がない場合には、やはり重視すべきなのはサイズ感です。
たくさんの本を収納したいときは天井近くまでの高さがありながら奥行きは薄めの壁面本棚がおすすめですが、そこまでたくさんの本を持っているわけではない、これからも増える予定はあまりないという方にはできるだけ高さがなく、コンパクトなタイプが向いています。
高さがあるとどうしても圧迫感がありますし、お部屋が余計狭く感じられる原因にもなりやすいので、収納量や壁一面の本棚が理想というケースを除けば小さめのものが無難です。
文庫本や新書、コミック、雑誌、CD・DVD、その他の小物など、色々な物をひとつの本棚に収納したい場合は棚板の高さを細かく調整できる本棚もおすすめです。
雑誌や図鑑、子供向けの絵本など、大判の本は薄型の本棚よりも奥行きがあるものの方が向いていますから、どんな大きさの本が多いかによっても選ぶ本棚は変わってくるのです。
デザインについては、目指すお部屋の雰囲気によってもどんなものが適しているかは異なります。色合いも、壁と馴染みやすい白で圧迫感を減らすのか、それとも木目調やダークなカラーで重厚感や個性を出していきたいのか、お部屋全体のインテリアコーディネートとの兼ね合いを考えて選びましょう。
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