ダイニングテーブルのカタチ

ダイニングテーブルセットは家具の中でも特に大きく、広いスペースを必要とするインテリア・アイテムです。

 

ダイニングとキッチン全体、そして、リビングとダイニングが連続しているような間取りなら、空間全体の印象や雰囲気を左右する、とても重要な家具です。

 

大きさ相応にお値段も高めのモノが多いため、一度購入してしまうとなかなか買い換えることはないでしょう。

 

引っ越しが決まったとき、結婚や出産などで家族が増えるためにインテリアを一新したいときなどに思い切って買い換えるという方が多いかと思います。

 

こういった限られた機会にしか購入しないからこそ、ダイニングテーブルセット選びには絶対失敗したくないものです。

 

置く場所や家族の人数に合わせたサイズ、自分の好みの色、お得なお値段など、選ぶために注目したいポイントはさまざまですが、その中でも今回はテーブルやチェアの「形」の重要さについてご紹介したいと思います。

 

 

形によって雰囲気や使い勝手が大きく変わるダイニングテーブル

Aki
Aki
ダイニングテーブルというと、多くの方が思い浮かべるのはおそらく長方形のテーブルではないでしょうか。
家族みんなで使うダイニングテーブルとしては、確かに長方形が一番のスタンダードです。ご実家のダイニングにも長方形のテーブルがあったという方は多いでしょう。
Nijiro
Nijiro

 

長方形のダイニングテーブル

 

Aki
Aki
長方形のダイニングテーブルには、部屋の中央だけではなく壁に付けて置くこともできること、レイアウトが簡単であることなどのメリットがあります。

 

スタンダードな形なので商品の数も多く、色味や素材、お値段など、さまざまな面で選択肢の幅も広いです。

 

Aki
Aki
一方で、他の形のテーブルと比べ圧迫感が強いというデメリットがあります。
使う人数やスペースの問題だけ考えて大きな長方形のテーブルを選ぶと、置く場所のスペース自体は足りていても部屋全体の印象がどこか狭苦しくなってしまうことも。
Nijiro
Nijiro

そんな事態を避けるためには、他の形のダイニングテーブルも検討してみるのがおすすめです。

Aki
Aki
長方形のダイニングテーブルと似たようなサイズ感の物としては、角丸型や楕円形のテーブルがあります。
使用人数は長方形のテーブルとさほど変わらないものの、角が取れ丸みを帯びているために圧迫感はぐっと減ります。
小さなお子様がいるご家庭では、怪我を避けるという意味でも長方形のテーブルより安心感は強いでしょう。
Nijiro
Nijiro

 

角丸のダイニングテーブル

 

 

Aki
Aki
家族の人数がさほど多くない、もしくは、一人暮らしのご家庭に置くテーブルとしては、正方形が向いています。
とてもコンパクトで場所を取りませんので、スペースに余裕がない場合にもぴったりですね。
Nijiro
Nijiro
harry
harry
家族の人数が増え、ダイニングテーブルとしては使えなくなった後も、作業用デスクなど他の用途で使いやすいのも良いですね。

 

正方形のダイニングテーブル

 

逆にスペースには余裕があるなら、完全な円形のテーブルもおすすめです。

Aki
Aki
食事の場としてはもちろん、みんなと顔を合わせて話せるので来客時のテーブルとしても良いですね。
壁に接して置くことはできないですし、チェアも合わせると必要なスペースはかなり大きくなってしまいますが、その分圧迫感や威圧感はなく、部屋全体が明るくカジュアルな雰囲気になります。

 

円形のダイニングテーブル

 

 

今は夫婦ふたり暮らしだけれど、将来は子供が増え、使用人数が増える予定がある、もしく、頻繁に来客があり食卓を大勢で囲むことが多い、というご家庭には、伸長型と呼ばれるダイニングテーブルが向いています。

 

伸縮型ダイニングテーブル

 

Aki
Aki
天板の幅方向のサイズを伸縮させることができるタイプのテーブルで、普段はコンパクトなテーブルとして、来客時や家族が増えたときには、広くて大人数で使えるテーブルとして使用できます。
伸長型のテーブルは基本的には長方形・角丸型のものが多いので、こういった形のダイニングテーブルで問題ない場合は特におすすめですね。
Nijiro
Nijiro

 

このように、ダイニングテーブルにはさまざまな形のものがあり、それぞれの使用感や部屋のインテリア全体に与える影響は全く異なります。

 

 

チェアの形もしっかりチェック!

Aki
Aki
ダイニングテーブルセットではテーブルとチェアがセットになっていますから、基本的にはテーブルに合ったチェアが用意されています。

とはいえ、チェアの形によってもお部屋の雰囲気はかなり左右されますし、座り心地も大きく変わるもの。

 

テーブルは気に入ったけれどチェアはちょっと……なんてことにならないよう、セットになっているダイニングチェアについてもちゃんとチェックしておきましょう!

 

Aki
Aki
ダイニングチェアは、まず背もたれの高さで大まかに分けられています。
背もたれが高い順に、「ハイバック」「セミバック」「ローバック」と呼ばれていて、このうち一番スタンダードなのはハイバックとローバックの中間であるセミバックのチェアです。

 

豪華で重厚感のあるインテリアを目指しているなら、ハイバックのチェアが向いています。

 

ただ、背もたれが高い分部屋の中でもよく目立つので、圧迫感が強くなりすぎることも。お部屋に十分な広さがある場合にはぴったりです。

 

ハイバックチェア

 

一方、ローバックはどこかカジュアルな印象の形にはなりますが、狭い部屋でも違和感なく使用できるのが大きなメリット。

 

ただし、椅子に深く座り、背もたれに寄りかかって休むのにはあまり向いていません。

 

食事はダイニング、くつろぐのはリビングとはっきり分けている方におすすめです。

 

ローバックチェア

 

その他にも、ベンチタイプのチェアやソファタイプのチェアがセットになっているダイニングテーブルもあります。

 

チェアの形についても、お部屋のインテリア全体の雰囲気と使い勝手に注目して選んでみてくださいね。

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