和テイストのベッド

ベッドと聞くと、洋風の寝室を思い浮かべる方も多いことでしょう。

 

しかし、実際には和洋問わずベッドを利用している方は多いものです。

 

それは、ベッドを使用することで、以下のようなメリットを得られるからです。

 

 

・寝るとき、起きるときの足腰への負担が少ない。

 

・床に溜まりがちな埃の影響を受けない。

 

 

近年では、これらのメリットに加えて、収納スペースが確保できる収納ベッドを使用することで、「収納」というメリットを求める方も増えています。

 

とはいえ、ご年配の方の中には「ベッドならではのメリットは理解しているものの、慣れ親しんだ畳の上で寝たい」と語る方も少なくありません。

 

そこで今回は、そんなご年配の方におすすめしたい収納付きベッドの種類と、活用方法についてご紹介したいと思います。

 

 

落ち着きのあるウォールナットで和モダンな雰囲気を

Aki
Aki
落ち着きのある和の雰囲気を壊したくない!と思われる向きには、まずベッドのフレーム部分の「」にこだわってみることをおすすめします。

 

大きなベッドは、室内インテリアの要となるもの。さまざまなカラーの製品が登場していますから、好みの物を選んでみてください。

和の雰囲気との相性抜群なのが、濃い色合いの「ウォールナット」です。クルミ科の木材で、非常に硬く重厚感がある素材として人気があります。
Nijiro
Nijiro
Aki
Aki
ウォールナットは、チークやマホガニーと共に世界3大銘木の1つにも数えられています。
高級感のある見た目は、あらゆる年代の方から支持されている特徴の1つとして上げられるでしょう。

 

日本には古くから伝わる「伝統色」として、

 

 

・小豆色(あずきいろ)

 

・藍色(あいいろ)

 

・茄子紺(なすこん)

 

・芥子色(からしいろ)

 

・柿茶(かきちゃ)

 

 

などが身近に使われています。

Aki
Aki
西洋風の色合いにはない「くすみ感」が、和風文化ならではの魅力を醸し出し、落ち着きを感じる方も多いことでしょう。
ウォールナットの特長は、こうした和の伝統色とも見事に融合できるという点にあります。
ウォールナット材自体が、日本の伝統色である「黒茶(くろちゃ)」や「黒檀(こくたん)」に近いこともあり、自然と馴染みやすいのですね。
Nijiro
Nijiro

 

そのほかの家具が和風であっても、ウォールナット材を使ったベッドなら「室内で浮いてしまうのでは?」なんて心配する必要はありません。

 

「落ち着きのある和風の雰囲気」と「ベッドならではの快適な生活」の両方を手に入れられます。

 

 

ウォールナットデザインラージサイズ収納ベッド

 

ウォールナットデザインラージサイズ収納ベッド【FNR】

 

 

ブラック&ウォールナットデザイン収納ベッド

 

ブラック&ウォールナットデザイン収納ベッド【WAT】

 

ウォールナット材と共に、優れた収納力でも人気のベッドです。大人世代にも人気の商品なので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

収納付きベッド、「畳」素材も人気!

Aki
Aki
ウォールナット材を採り入れた和モダン風の寝室も素敵だけど…やっぱり私は「純和風」を目指したい!と思う方には、より和の雰囲気の強いベッドがあります。

 

布団がしまえる美草畳収納ベッド

 

布団がしまえる美草畳収納ベッド【FMB】

 

 

布団がしまえる大容量収納!国産畳収納ベッド

 

布団がしまえる大容量収納!国産畳収納ベッド【YHN】

 

 

純国産!引き出し収納付き美草畳ベッド

 

純国産!引き出し収納付き美草畳ベッド【HMK】

 

Aki
Aki
これらのベッドは、「収納付き」であると共に、「ベッドの床面に畳を使用している」という特徴があります。
寝るときには、「畳の上に敷布団を敷く」という昔ながらのスタイルで過ごすことが可能なので、「マットレス特有の沈み込みが苦手」という方でも安心です。
Nijiro
Nijiro

 

「ベッドの上に布団を敷く」というスタイルを選択する場合、「布団を片付けたいときの収納場所」を確保する必要があります。

 

しかし、この問題も、収納付きベッドであれば楽に解決可能。

 

Aki
Aki
ベッド下の大容量収納スペースを、そのまま「布団収納スペース」として使用することができるからです。
いつでもさっと布団を片付けられれば、そこは「小上がり風の畳スペース」という素敵な空間になりますね。
Nijiro
Nijiro

 

狭い空間を有効活用したいときや、お客さまが来たとき、寝室への目線が気になるという場合でも、安心して使えるでしょう。

 

 

harry
harry
収納付きの畳ベッドは、収納スペースのタイプによって、以下の2つの種類に分類できますよ。

 

引き出し式収納

 

引き出収納タイプ

 

 

畳を上げて、ベッド下をフル活用できるタイプ

 

跳ね上げ式タイプ

 

 

布団をそのまま収納したいときには、畳を上げて収納できるタイプがおすすめです。

 

収納時にストレスを感じることもありません。

harry
harry
一方で、「洋服や生活雑貨など、こまごまとしたものを収納したい!」という場合には、引き出しタイプを選んだ方が便利に使えることでしょう。

 

 

子育て世代にもオススメの収納付き畳ベッド

畳ベッドが活用してくれるのは、寝室だけとは限りません。

Aki
Aki
ヘッドボードがないシンプルなタイプを選べば、家の中に、いつでもどこでも「畳スペースを用意できる」というメリットがあります。

 

子どもを育てるときには、「ちょっとした畳スペースがあれば便利なのに」と思う場面も多いもの。

 

 

・子どものオムツ替えスペースとして

 

・目の届く範囲で、お昼寝させるための場所として

 

・小さなテーブルを置いて、お絵かきや勉強のための場所として

 

・冷えを気にせず遊べる場所として

 

 

あると便利な畳スペースですが、室内の空間に限りがあり、「本格的な和室を作るのを諦めた」という方も少なくないでしょう。

Aki
Aki
そんなときでも、畳ベッドなら好きなところに設置できます。
収納付きベッドであれば、お昼寝用布団や子供用グッズも一緒に収納でき、非常に便利ですね。

 

家族みんなが快適に生活できるスペースを作りやすいでしょう。

 

収納付きベッド、和風住宅への採用もおすすめ

和の雰囲気を大切にしたい方にとって、「ベッド」というのは導入が難しいアイテムの1つかもしれません。

Aki
Aki
しかし、最近は、和の雰囲気を漂わせるアイテムが数多く登場してきていて、導入しやすくなっていると言えるでしょう。
ウォールナット材の高級感あふれるベッドや、畳を使ったベッドは特におすすめ。
和の雰囲気を崩すことなく、ベッドならではの快適な生活を手に入れることができますよ。
Nijiro
Nijiro

 

また、

 

 

・布団の上げ下ろしが辛くなってきた。

 

・子どものアレルギーが気になる。

 

・子どものために畳スペースを用意したい。

 

 

こうした要望を持っている方も、世代を問わず、ぜひ収納付きベッドや畳ベッドを検討してみてはいかがでしょうか。

 

生活の質がアップするはずです。

 

 

■この記事の主担当
Aki Kawashima
インテリア家具ショップで店長、リフォーム会社でアドバイザー等を歴任。豊富な経験と知識をベースに、お洒落なインテリア家具の魅力をお伝えいたします。

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