マットレスベッド

快適な睡眠環境を整えるために、ぜひこだわりたいのが「ベッド選び」です。
さまざまなタイプのベッドがあるため、「どれを選べば良いのか悩んでしまう!」なんて方も多いのかもしれませんね。

 

こんなときには、ぜひベッドの種類とそれぞれの特徴、導入した場合のメリット・デメリットについて知るところからスタートしましょう!

 

今回は、一人暮らしの学生さんや子ども部屋にも人気の高い、「脚付きマットレス」についてご紹介いたします。メリット・デメリットを踏まえた上で、導入を検討してみてくださいね。

 

 

■脚付きマットレスってどんなベッド?

まずは脚付きマットレスの特徴について知っていきましょう。
脚付きマットレスとは、その名前のとおり、マットレスに直接脚が付いたタイプのベッドです。

 

通常であれば、ベッドのフレームがあり、その上にマットレスを設置して寝る仕様となっていますが、脚付きマットレスの場合、この「ベッドフレーム」というものが存在しません。マットレスをそのまま置くだけで、ベッドスペースが完成します。

 

また脚付きマットレスの中には、脚の長さを自分で調整できるタイプも存在しています。ベッド下をどのように利用したいのか、ベッドの高さをどれぐらいにしたいのかによって、好みの高さを選択可能です。

 

脚の高さ

 

 

■脚付きマットレスを導入するメリット4つ

では、脚付きマットレスを導入すると、どのようなメリットを実感できるのでしょうか。4つのポイントを紹介します。

 

狭いスペースでも有効活用しやすい

先ほども説明したとおり、脚付きマットレスにはベッドフレームが存在しません。「ベッドの大きさ」=「マットレスの大きさ」なので、ベッドの設置スペースが少なくて済みます。

 

・ベッドを置きたいけど設置スペースが限られている
・狭い寝室をできるだけ有効活用したい
・6畳の寝室に複数台並べて設置したい

 

このような要望を持っている場合でも、脚付きマットレスなら対応しやすいと言えるでしょう。ベッドに使うスペースを節約できる分、そのほかの目的で使用できます。

 

カジュアルな見た目で圧迫感がない

脚付きマットレスの見た目は、非常にカジュアルです。ワンルームマンションに設置した場合でも、「いかにもベッド!」といった雰囲気を醸し出すことはないでしょう。

 

カジュアルな雰囲気

 

また、ヘッドボードがない分、「高さ」も抑えやすくなります。背が高い家具ほど室内に圧迫感を与えてしまいますが、脚付きマットレスであれば部屋を広く見せる効果も期待できます。

 

シンプルで、ほかのインテリアを邪魔しない

マットレスに脚が付いただけのシンプルな形状は、さまざまなインテリアに馴染みやすいです。たとえば「北欧風のインテリア」にも「アジアンテイストのインテリア」にも、違和感なく溶け込んでくれることでしょう。

 

気分を変えるために、室内の模様替えをしたい!と思う方は、決して少なくありません。しかし、現実には「模様替えのたびに、大型の家具を全て買い替える」というのは難しいものです。

 

ベッドとしての存在感が薄い脚付きマットレスであれば、将来的に好みの雰囲気が変わったときでも、瞬時に対応可能です。そうした意味で、使い勝手が良いデザインだと言えるでしょう。

 

価格が安い

通常、ベッドを購入しようと思ったら、「ベッドフレーム+マットレス」で総コストを計算することになります。ベッドフレームの価格だけを見て「安い!」と思ったら、マットレスが別売りだった……!なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

脚付きマットレスであれば、シンプルにそのままの価格で考えればOKです。通常のベッドと比較すると、割安に導入できるケースも少なくありません。

 

 

■ソファーとしても活用してみよう

脚付きマットレスは、ソファーとしても活用できる便利な家具です。壁付けに設置した脚付きマットレスから布団を片付け、壁沿いにクッションを並べて設置してみてください。座面が広めで、くつろぎやすいソファーへと大変身してくれます。

 

ソファ兼用

 

「クッションを置くだけだと、やっぱりベッド感が否めない……」と感じるときには、マットレスの上に好みの布を敷いてみましょう。ベッド感が弱まって、みんなが気兼ねなく座れる、くつろぎスペースができ上がります。

 

マットレスの上に敷く布地の雰囲気を、季節ごとに変えてみるのもオススメです。手軽に部屋の雰囲気を変えられそうですね。

 

 

■脚付きマットレス、気になるデメリットは?

メリットも多い脚付きマットレスですが、残念ながらデメリットもあります。購入時にはこちらも頭に入れた上で、自分にとってベストな商品を選ぶことが大切です。

 

脚付きマットレスのデメリットは、以下のとおりです。

 

マットレスの質が、ダイレクトに寝心地に関わってくる

脚付きマットレスは、ベッドフレームとマットレス、両方を一つに組み込んだ商品です。安い商品を選ぼうと思えば、本当に安く購入することもできます。

 

しかし、安いマットレスを選ぶと、寝心地が悪くなってしまうこともあるので注意しましょう。

 

▼国産ポケットコイルマットレスベッドWZ一枚タイプ

 

国産ポケットコイルマットレスベッドWZ一枚タイプ

 

こちらは、品質にこだわった国産タイプで、体の圧力を分散して支えるポケットコイルを採用しています。
身体に程よくフィットするほか、マットレスの硬さを自由に選び、自分仕様にカスタマイズすることができます。

 

小物を置くスペースがない

脚付きマットレスは、ベッドとして余分な部分を持たないからこそ、「ベッド周辺に小物を置く場所を確保しにくい」というデメリットが発生しがちです。

 

・メガネ
・スマートフォン
・充電器
・目覚まし時計
・飲み物

 

こうしたアイテムを、「睡眠中でもできるだけ手の届く場所に置いておきたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。

 

こちらのデメリットを解消するコツは、ナイトテーブルやベッドサイドの収納を用意することです。

 

▼フレンチエレガント家具【LMR】シリーズ・ナイトテーブル

 

フレンチエレガント家具【LMR】シリーズ・ナイトテーブル

 

こちらは、ベッド周りに適度な収納を用意してくれる便利な家具となっています。
ナイトテーブルであれば、ベッドとL字になるように設置することができ、デッドスペースの活用にもつながるでしょう。

 

移動が大変

通常のベッドが「室内でベッドフレームを組み立てて、その上にマットレスを乗せる」という仕様であるのに対して、脚付きマットレスは、「組み立て不要ですでに商品が出来上がっている」というケースも多いもの。

 

搬入時には、この「脚」が邪魔になって、移動が大変になってしまうことがあります。もし設置場所までの搬入経路が厳しい場合には、こちらのデメリットを想定した上で、それを解消できる商品を選択することが大切です。

 

▼ベーシック脚付きマットレスベッド【BMB】

 

ベーシック脚付きマットレスベッド【BMB】

 

こちらは脚を取り外した状態でお届けするほか、マットレス内のコイルユニットやベースも、できるだけコンパクトにしてお届けします。部屋に運び入れたのちに、無理なくベッドを組み立てられます。

 

▼ショートサイズ2分割ポケットコイルマットレスベッド

 

ショートサイズ2分割ポケットコイルマットレスベッド(リネン=敷きパッド+ボックスシーツ付き)

 

こちらであれば、マットレスそのものが2分割になっていますから、模様替えをしたいとき、寝室を変えたいとき、さらに引っ越しのタイミングにおいても移動で困ることはありません。

 

強度が弱い

マットレスに直接脚を装着した脚付きマットレスは、フレーム全体でマットレスを支えるタイプと比較すると、「強度が弱い」と言われることがあります。特にダブルサイズやキングサイズは、中央部分の支えが少ない分、トラブルが起きやすいと言われていました。

 

近年では、脚の本数を増やし、中央部分もしっかりと支えることで安定感を増した商品が数多く登場しています。家族みんなで安心して眠れる環境も、作りやすくなっていると言えるでしょう。

 

 

■まとめ

一人暮らしや子供部屋に人気の脚付きマットレスですが、その特徴やメリットを知ってみると、より幅広い範囲で活用できることがわかります。省スペースで快適な空間を作りたいときには、ぜひ積極的に導入を検討してみてください。

 

メリットもあれば当然デメリットもありますが、購入時の工夫で乗り越えられるポイントも多いもの。今回紹介した項目も踏まえて、理想のベッド・ベッド周辺環境を整えてみてください。

インテリア家具を探す

  • ADVICE インテリアコーディネートワンポイントアドバイス
  • DOWN FUTON 羽毛布団
  • RUG ラグマット
  • ASIAN FURNITURE アジアン家具
  • かしこいベッドの選び方
  • かしこいソファの選び方
  • かしこいテレビ台の選び方
  • 購入前に知っておきたい布団のアレコレ
  • ご不要になった家具の処分について
  • 組み立て・設置と不要家具の引き取りについて
  • インテリア用語集
トップ