こたつ

夏が終わり、徐々に寒くなってくると、欲しくなるのが暖房器具です。
エアコンやホットカーペットなども人気ですが、和の雰囲気を楽しませてくれる暖房器具と言えば、ずばり「こたつ」です。

 

洋風の住宅が増え、一時期は減少傾向にあったこたつですが、和のライフスタイルの見直しと共に、現在また注目度が高まっているアイテムだと言えるでしょう。

 

本格的な冬が到来する前に揃えておきたいアイテムだからこそ、選び方のコツと購入時のポイントをご紹介したいと思います。「我が家にもオシャレなこたつを導入したい!」と思ったときには、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■人数に合わせてサイズ・形を選ぼう

こたつを選ぶときには、まずサイズと形を選ぶ必要があります。普段利用する家族の人数から決定すると、失敗しません。主な目安は以下のとおりです。

 

円形のこたつ(直径80センチ程度)……1人から2人用
正方形のこたつ(75センチ×75センチ程度)……3人から4人用
長方形のこたつ(75センチ×120センチ程度)……4人以上
楕円形のこたつ(75センチ×120センチ程度)……4人以上

 

円形のこたつを選ぶと、印象が柔らかくなり、女性の部屋や北欧インテリアとも馴染みやすくなるでしょう。また、こたつの角がないため、小さなお子様がいる場合でも安心して使用できます。

 

円形こたつ

 

一方で、限られたスペースを有効活用できるのが、四角形のこたつです。特に正方形のこたつは、四方から足を入れることができ、家族みんなでリラックスできます。

 

四角形のこたつ

 

円形や楕円形のこたつは、特に近年人気が高まっているもの。専用のこたつ布団を用意することで、よりオシャレで洗練された印象になるでしょう。

 

家族の人数に合わせてオススメのサイズを選んだら、次は部屋の中に十分な設置場所を確保できるかどうかを確認します。
こたつの場合は、単純に「こたつテーブルが置ければ良い」というわけではありません。こたつ用の敷布団のサイズをチェックした上で、無理なく設置できるかどうか検討してみてください。

 

 

■夏場の管理方法もチェック

暖房器具であるこたつは、冬に使うアイテムです。しかしいったん購入すれば、一年中自宅内に存在することになりますから、「夏場はどう保管するのか」という点についても、しっかりと検討しておく必要があります。

 

夏場のこたつの取り扱いの方法としては、主に以下の2つが挙げられます。

 

・物置などに収納する
・こたつ機能は使わないものの、そのままテーブルとして使い続ける

 

もし「物置などに収納する」のであれば、こたつの足部分を取り外せたり、折りたためたりする製品を選ぶのがオススメです。邪魔になることもありませんし、シーズンが始まる前にも簡単に準備することができます。

 

一方、オシャレなこたつの登場と共に、増えているのが2つ目のパターンです。こたつ布団を取り外せば、夏場もそのままローテーブルとして活用できます。
こちらの場合、わざわざこたつ用の収納スペースを確保する必要もありませんし、折り畳み機能や足の取り外し機能も不要となります。

 

デザイン性の高いこたつテーブル

 

その代わり、冬のインテリアにも夏のインテリアにも合わせやすいアイテムを選択する必要があります。一年中気持ち良く使えるデザイン性の高いアイテムを選んでみてください。

 

 

■便利機能にも注目しよう

足元だけを温めてくれるこたつは、エコで経済的であるだけではなく、人間の身体の仕組みにピッタリの暖房システムだと言われています。人気の暖房器具としてより活用していくため、さまざまな便利機能を搭載した商品も登場してきています。

 

実際に発売されているこたつの情報と共に、便利機能をいくつかご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ヴィンテージ・オールド・ウッドこたつテーブル【7AV】

古木風の天板デザインと、全体の印象を引き締めるブラックで、カッコイイ印象に仕上げたこたつテーブルです。ヴィンテージ感あふれるインテリアとも、しっくりと馴染んでくれることでしょう。

 

ヴィンテージ・オールド・ウッドこたつテーブル【7AV】

 

こちらのこたつテーブルに採用されている便利機能は、「継脚」です。5センチの専用継脚がセットになっていて、これを組み合わせることで、天板の高さを調節できます。

 

継ぎ脚

 

フロアでゆっくりとゴロゴロしたい方には、継脚なしでそのまま使うのがオススメです。一方で、ソファの前に設置するフロアテーブルとして使いたいときには、継脚を使って高くしましょう。ソファから手を伸ばしたときも、ピッタリの高さになりますよ。

 

布団レスヒーター付きダイニングテーブルセット【MLD】

こちらは、ダイニングテーブルにこたつをセットした商品です。こたつ布団なしでも快適に使えるという特徴を持っています。

 

布団レスヒーター付きダイニングテーブルセット【MLD】

 

家族が集まるダイニングテーブルにこたつがあれば……と考える方は多いはずです。しかし、現実的に考えると「食べこぼしなどが気になって、布団をセットできない!」と躊躇してしまうもの。こんなときでも、布団レスであれば安心して設置できます。

 

天然木ミックスデザインで、インパクトも抜群。インテリアの中心になってくれることでしょう。

 

北欧デザインこたつテーブル【NOL】

天然木オーク材を使った、味わい深いこたつテーブルです。こちらのこたつに搭載された便利機能は、ずばり「棚」。足元に棚をつけることで、こたつらしくない見た目に仕上げています。

 

北欧デザインこたつテーブル【NOL】

 

この棚は、使用状況に応じて自由に付けたり外したりすることが可能。特に夏場には、テレビのリモコンや読みかけの雑誌を置く場所として大活躍してくれます。

 

「夏もローテーブルとしてこたつを使用する」場合には、「いかにこたつっぽく見せないか」という点を重視する方も多いはずです。そうした声にもこたえてくれる、便利な機能です。

 

 

■こたつソファとの組み合わせでより快適に!

こたつを購入するときには、より快適にくつろげる空間を作るため、こたつソファの導入を検討するのもオススメです。いわゆる「フロアソファ」と呼ばれるもので、座面が低いため、こたつに入りながらくつろぐことができます。

 

こたつソファ

 

こたつソファは、こたつを取り囲むように設置します。クッションのあるフロアマットと、背もたれで快適に過ごせることでしょう。

 

こたつソファは、天板やこたつ布団と組み合わせて選ぶのがオススメです。自分たちらしい冬のくつろぎ空間を演出してみてください。

 

 

■まとめ

古くから日本で愛されてきた暖房器具・こたつは、近年非常にオシャレになっていて、多くの家庭で愛用されています。足元からぽかぽかと温められる時間は、まさに至福のとき。またこたつならではの「布団にくるまる」喜びも味わえますよね。

 

理想のこたつを迎えるためには、サイズ、デザイン、機能などにこだわって選ぶことが大切です。本格的なシーズンに突入すると、売り切れ商品も増えてきてしまいます。ぜひ早めに検討し、用意してみてくださいね。

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