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ひとり暮らしのワンルームを快適に!暮らしやすく作業効率も良くなるインテリアコーディネート
進学や就職を機に、ひとり暮らしをはじめたという方もたくさん増えるこの季節。
実家を出て初めてのひとり暮らしとなると、ワンルームに住むことになる人が多いですよね。
今まで過ごしてきた実家とは違い、食事も勉強も仕事も、そして、くつろぐところや寝るところも全て一部屋にまとめなければいけない環境に戸惑ってしまうこともあるかと思います。
ワンルームということで狭く感じますし、家具の配置や選び方についても悩むところが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ワンルーム向けのインテリアコーディネートについてご紹介します。
狭さを感じず暮らしやすいお部屋を作るために、メリハリのあるレイアウトを意識してみましょう!
■暮らしやすいワンルームを作るためのポイント
過ごしやすいワンルームを作るために一番意識したいのは「それぞれの作業をするスペースを明確に分ける」ということです。
ワンルームで暮らすとなると、大きな家具はそうたくさんは置けません。ワンルームといえば、ベッドとテレビを置き、テレビの前にローテーブルを設置しているというイメージも強いですよね。
そのローテーブルで食事や勉強、仕事、くつろぐ時間など、睡眠以外の全ての作業をすることにしている方も多いです。
一見便利なこの家具レイアウトですが、実はだらだらとした暮らしを助長する可能性もあります。
自分自身に厳しくストイックな方ならこういったインテリアでもひとつひとつの作業をきちんとこなし、丁寧に暮らしていけるでしょう。ですがほとんどの場合、全てをローテーブルでこなそうとすると自然とだらだらした生活になりがちです。
食事やのんびりくつろぐ時間と、仕事や勉強などに集中して取り組む時間との区切りが明確にならず、全ての作業を中途半端に続けながら進めてしまいやすいのです。
その結果としてかえって時間がかかってしまったり、作業の効率が悪くなったり、テーブルの周りがどんどん散らかっていったり……間接的にはいろいろなデメリットがあるんですね。
たとえ1つひとつのスペースは狭くなってしまうとしても、作業ごとにできるだけスペースを区切ることでメリハリのある生活を送りやすくなります。
例えば、ローテーブルやソファはくつろぐスペース、小さめのダイニングテーブルは食事やデスクワークをこなすスペース……というように、何をするにも同じところにとどまるのではなく、作業ごとに動き回れるようなレイアウトにすると、自然とひとつひとつの作業が整理されますし、それぞれのスペースを作業に最適化していけるので効率アップが期待できます。
食事が終わったらくつろぐスペースへ移動するついでに食器を下げる、仕事や勉強をするときにはデスクワークのしやすい高さのダイニングに移動するというルーティーンを作ると、ワンルームでもメリハリのある暮らしを実現できますよ!
■部屋を狭く感じさせないためにもひと工夫!
ワンルームのネックはなんといっても部屋の狭さですよね。実際に暮らしてみると掃除が楽だったり、動線の確保が簡単だったりとメリットも多いのですが、適当に家具を選んでしまうと圧迫感が強く息苦しい部屋になってしまいがちです。
ですが、たとえワンルームでも工夫次第で狭苦しさを感じないようインテリアコーディネートすることは充分可能です。
明るく開放感のある部屋はそれだけでおしゃれにも見えるので、ぜひ窮屈に感じない素敵なワンルームを目指してみてくださいね。
インテリアの色は淡く明るいカラーでまとめる
人それぞれ好きな色というものがありますから、特に強いこだわりがあるという方はもちろん好きなカラーでインテリアを揃えるのが良いでしょう。
ですがそこまでインテリアの色味にこだわりがあるわけではないという場合には、ホワイトやベージュなど、できるだけ明るく、淡く感じられるカラーで揃えるのがおすすめ。膨張色の効果で、空間自体が広く感じられるようになります。
家具は既に揃えてしまったという方でも、カーテンや床に敷くラグマット、ベッドカバーなどの寝具といった面積の大きいファブリックをこのようなカラーでまとめると効果的です。
家具の高さや奥行きは揃える
部屋に置いている家具の高さや奥行きがあまりにもちぐはぐだと、どれだけ綺麗に片付けていても全体がごちゃごちゃした印象に。あまり差ができないよう揃えるとすっきりして部屋が広く見えます。
開放感も欲しいので、家具の高さはできるだけ低いものを選ぶのがベター。できるだけ視界を遮るもののない、抜け感のある空間作りを目指しましょう。
部屋の中央にスペースを作る
部屋全体の空間の中央にスペースがあると、部屋に入ったときに視線を遮るものがなく広々として見えます。
部屋の奥にベッドを置く配置も多いですが、可能なら思い切って部屋の入り口から見て手前あたりに置いてしまうと、視界に大きな家具が入らないので部屋も広々として見えます。
デスクやテーブルも、奥行きの浅い横長のものを壁際に配置すると部屋の真ん中を空けやすくなりますね。
メリットも多いワンルームでの暮らしですが、インテリアの面から考えると限られたスペースを有効に使うことが必要になります。
部屋の使いやすさや暮らしやすさ、視覚的な印象、開放感のある心地よさなどを実現するためには、ちょっとしたひと工夫が欠かせません。
これからひとり暮らしをはじめる方は、今回ご紹介したポイントをぜひ参考にしてみてくださいね。
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