- Top >
- インテリアコーディネート
- >
- インテリア家具でオシャレな部屋に!後悔しない家具の選びのポイント
インテリア家具でオシャレな部屋に!後悔しない家具の選びのポイント
オシャレな部屋を目指してインテリア家具を買ってみたものの、「思っていたのと違う」とがっかりした経験はありませんか?
お店ではオシャレに見えた家具でも、実際に自宅に置いて見るとしっくりこないというケースは案外多いです。
買ってから後悔するのを避けるために、今回はインテリア家具を選ぶ際のポイントを4つ程、解説していきたいと思います。
まずはテイストを決める
ひと口に家具といっても、そのテイストはさまざまです。
木の質感を生かした暖かみのある雰囲気が魅力の「ナチュラル」や、シンプルなデザインとカラフルな色調が組み合わさった「北欧」など、テイストごとに印象は大きく異なります。
▼ナチュラル
▼北欧
ほかにも、スタイリッシュでクールな印象の「モダン」、ウォーターヒヤシンスや観葉植物といった自然素材を取り入れたリゾート風の「アジアン」、日本家屋に多い素材や家具をアレンジした「和モダン」など、その種類は実に豊富です。
▼モダン
▼アジアン
▼和モダン
テイストによって見た目やカラーが大きく変わるため、インテリア家具を選ぶときは、まずどのテイストで部屋を整えたいのかを考えなければなりません。
もし、家具単体で見て気に入ったものを買ってしまえば、すでに家にある家具との調和がとれない可能性もあります。
たとえば、ダイニングテーブルは北欧風、シェルフは和モダン、ソファーはアジアンテイストのものだとどうなるでしょうか。
それぞれのデザインはオシャレだったとしても、部屋全体で見るとちぐはぐで雑多な印象になり、居心地が悪くなってしまうかもしれません。
インテリア家具は、それぞれが集まってひとつの部屋を演出するものです。
統一感のあるオシャレな部屋にするためにも、まずは部屋のテイストを決め、その範囲内でインテリア家具を選ぶようにしましょう。
なお、どのテイストにするかは自分の好みで決めて構いません。
たとえ和室だったとしても、フローリングのようなデザインのシートやラグを敷けば畳を隠すことができます。
パーテーションや薄手のカーテンでふすまなども目隠しすれば、洋風のインテリア家具を置いても違和感はありません。
インテリアを整えるためのグッズは数多く市販されているので、工夫して自分好みの部屋を目指しましょう。
問題なく設置できるかどうかを考える
インテリア家具を選ぶ際、忘れてはいけないのが「自宅に設置できるかどうか確認する」ということです。
搬入経路と設置場所
お店で気に入った家具を衝動買いしたものの、いざ自宅へ運ぶと大きすぎて扉や廊下を通らないというケースもあります。
また、部屋の間取りと合わなかったり、すでに置いてある家具の移動場所がなかったりする可能性もあるので、購入する前にしっかり確認しなければなりません。
家具の大きさはもちろん、自宅の扉の間口や廊下の幅・角度、設置するスペースなど、さまざまな場所のサイズを測っておきましょう。
その他の注意点
大型の家具を購入するときは、部屋の高さとのバランスにも注意が必要です。
天井が低い部屋の場合、家具の高さによっては圧迫感が強くなり、居心地の悪い部屋になってしまうこともあります。
また、電源を必要とする家具の場合は、コンセントの位置も考えて設置できるかどうかを考えましょう。
収納棚など扉がある家具は、開け閉めがスムーズに行えるか、人の動線やほかの家具の邪魔をしないかどうかなどにも気を配る必要があります。
見た目だけではダメ!機能性や使い勝手も要チェック
インテリア家具は、見た目のためだけに購入するわけではありません。
シェルフなら日用品を入れる、ダイニングテーブルなら食事をとったりお客さまを迎えたりする、ソファーならその上でくつろぐなど、それぞれ普段使いするものです。
そのため、見た目だけにこだわって選ぶと思わぬ失敗をする可能性もあります。
オシャレなソファーなのに座ると硬くてリラックスできなかったり、ダイニングテーブルに汚れが目立って頻繁に掃除が必要だったりすれば、購入を後悔してしまうかもしれません。
これでは意味がないので、見た目だけでなく機能性や使い勝手までチェックして選ぶことが大切です。
収納棚なら収納力は十分にあるか、ダイニングテーブルなら利用人数に合わせて伸縮させられるか、ベッド下のデッドスペースに収納がついているかなど、必要とする機能があるかどうか確認しましょう。
また、狭い部屋ならガラス製や背が低めの圧迫感が少ない家具にするなど、環境に合わせて選ぶのもおすすめです。
このほか、家具としての品質にも十分注意しましょう。
どれほどオシャレで安い家具だったとしても、すぐに壊れてしまっては意味がありません。
家具は処分するのも一苦労するものが多いので、できるだけ気に入ったものを長持ちさせたいものです。
最低でも5年程度は使えるくらい頑丈そうか、メーカーや品質に問題はないかなど、事前にチェックしてから購入しましょう。
予算をしっかり守る
価格に注意
家具によってはリーズナブルな値段で購入できるものもありますが、ベッドやダイニングテーブルなど大型家具は値段の高いものも多いです。
よりデザインが凝っていたり、機能性が高くなったりすれば、さらに高額になるでしょう。
家具選びでさまざまなものを見ていると、ついテンションが上がって高いものを衝動買いしてしまうこともあります。
オシャレな部屋にするために気に入った家具を選ぶのは必要なことですが、高い家具ばかり購入していては経済的に困る事態にもなりかねません。
素敵な高額家具を見つけても心が傾かないよう、あらかじめ予算をきちんと決めておきましょう。
ネット通販もおすすめ
近くのお店で予算や好みに合う家具が見つからない場合は、インターネットのインテリア家具ショップを活用するのもおすすめです。
ショップによっては実店舗以上に豊富な種類やデザインの家具がそろっていたり、家具選びの情報を公開していたりするところもあります。
24時間いつでも好きなときにじっくり選べる点も魅力なので、忙しくてなかなか実店舗に行けないという人にもピッタリです。
価格帯もさまざまなので、予算に合うものがきっと見つかるでしょう。
まとめ
毎日長い時間を過ごす部屋は、自分好みの快適な空間にしたいものですよね。
しかし、やみくもにインテリア家具を買いそろえていると、ちぐはぐで不格好な部屋になってしまうこともあるため注意が必要です。
テイストを統一したり機能性も考えたりするなど、今回紹介したポイントを押さえつつ、慎重に家具を選んでいきましょう。
インテリアコーディネートの最新記事
-
CATEGORY : インテリアコーディネートUPDATE : 2022/04/14
-
CATEGORY : インテリアコーディネートUPDATE : 2021/11/08
-
CATEGORY : インテリアコーディネートUPDATE : 2021/09/25
-
CATEGORY : インテリアコーディネートUPDATE : 2021/04/09