ハイバックソファーで最高のくつろぎ空間を
くつろぎのリビング空間を手に入れるため、ぜひこだわりたいのが「ソファー選び」です。
ソファーに求める機能や雰囲気は、人それぞれで異なるもの。その中で特にこだわる方が多いのが、「座ったときに、自然にリラックスできること」です。
そこで今回は、「座ったときにリラックスできるソファー」として人気が高い「ハイバックソファー」についてご紹介したいと思います。
お部屋に導入する際のメリット、デメリットと共に、デメリットを最小限に抑えるためのコツもお伝えしていきます。ぜひソファー選びの参考にしてみてください。
■ハイバックソファーとは?
まずは「ハイバッグソファー」とは、どのようなソファーなのか、という点についてです。ハイバックとは、その名前のとおり「背もたれ」が「高い」タイプのソファーを指します。
通常のソファーと比較すると、その差は一目瞭然です。普通のソファーよりも、ハイバックソファーの高さは、20センチ程度高く作られています。
■ハイバックソファー、導入メリット3つ
そんなハイバッグソファーを導入するメリットは、以下の3つです。
・首や頭をしっかりとサポートしてくれる
・高級感のある雰囲気を楽しめる
・存在感があり、インテリアの中心として機能してくれる
それでは、それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
座り心地の良さを追求したい方に
ハイバックソファーは、背もたれが高く、ソファーに座った人の首や頭をしっかりとホールドしてくれます。これにより、全身を預けて座ることができるので、「座り心地が良い」「リラックスできる」と感じる方も多くいます。
人間の頭は非常に重く、普段は細い首で懸命に支えています。しかし知らないうちに疲れを溜め、コリなどの辛い症状に悩まされている方も少なくありません。ハイバックソファーなら、首や頭から完全に力を抜いて、リラックスできることでしょう。
また、ハイバックソファーに座った際に、「包み込まれるような安心感」を抱く方も少なくありません。リビングの中心で、家族みんなにくつろぎ空間を提供してくれます。
大きくて高級感のある雰囲気を求める方に
ソファーはリビング空間全体の雰囲気を決定づける重要な家具だからこそ、「高級感」を求める方も少なくありません。ハイバックソファーは、こんな方にもピッタリのソファーです。
ハイバックソファーは、通常のソファーよりも背もたれ部分が大きいため、ボリューム感を抱かせてくれます。大きく、人を包み込むような雰囲気で、見る人を「おっ」と思わせてくれることでしょう。
存在感あるソファーで空間を自由に使いたい方に
近年は、リビングダイニングを仕切らず、一つの大きな空間として作るケースが多くなっています。しかし、実際に生活してみると「家族の動線に合わせて、緩やかに空間を分けられたら……」と感じるケースもあります。
空間を仕切ることで、それぞれのスペースをハッキリさせ、リビング全体の印象がゴチャつくこともなくなるでしょう。
こんなときに使えるのが、存在感のあるハイバックソファーです。リビングとダイニングの中間に置けば、自然とエリアを区切ってくれます。
ロールスクリーンや収納家具などで区切る方法もありますが、これだと圧迫感が気になってしまうケースも多いもの。
ハイバックソファーであれば、「ちょうど良い区切り感」を実現してくれることでしょう。
■気になるデメリット3つ
次はハイバックソファーのデメリットについてです。
ソファーは大型の家具で、一度購入したら長く使い続けるものだからこそ、購入前にしっかりと、デメリットまで考慮しておきましょう。
ハイバックソファー購入時に、デメリットとして挙げられるのは以下の3つのポイントです。
・姿勢が固定され過ぎて、かえって辛い
・大きく、リビングを圧迫する
・視界が遮られる
それぞれの詳細をチェックしてみましょう。
座り続けることで生まれる疲れ
ハイバックソファーに座ったときに、多くの人は「姿勢が楽でリラックスできる」と感じます。
しかし、ずっと座り続けていると、同じ姿勢を維持し続けるのが辛くなってくることがあります。
これは、ハイバックソファーが首や頭をしっかりと支えてくれるからこその弊害だと言えるでしょう。
特に背もたれが柔らかすぎたり硬すぎたりするものは、姿勢を維持するのが辛くなりやすいです。
慎重に選ぶ必要があるでしょう。
リビングに圧迫感を与える作り
ボリューム感のあるハイバックソファーは、周囲の注目を集める分、部屋全体を狭く見せやすいという特徴があります。がらんとした広い部屋で使う場合は、ほぼ心配する必要はありません。
一方で、限られたスペースになんとかしてソファーを置きたいと考える場合には、ハイバックソファーを選ぶことで、より一層部屋が狭く感じてしまう可能性があります。
ハイバックソファーは、横幅や奥行きに関しては、通常のソファーとそれほど変わらないものがほとんどです。しかし、「高さ」が大きく違うことで、部屋の余白を少なく見せてしまうという効果があります。
タンスでも収納家具でも、「背が高い家具ほど、見る人に圧迫感を与える」という話を聞いたことがある方も多いはずです。
ソファーについても、同じことが言えるのですね。
視線の通り方にも注意して
先ほども紹介したとおり、ハイバックソファーの高さは、通常のソファーと比較すると20センチ程度高くなっています。「たかが20センチ」と考えるのは危険です。
特に部屋の中央、リビングとダイニングの境目に設置する場合、視線の抜け方にどのような影響が出るのかを、事前にチェックしておく必要があります。
・ダイニングテーブルに座ったときに、テレビが見えるかどうか
・ダイニングやキッチンで作業をしているときに、リビングで遊ぶ子どもの様子をチェックできるかどうか
自身のライフスタイルに合わせて、確認しておくと良いでしょう。
■デメリットが気になったら……このテクニックで問題解決
一長一短のハイバックソファーですが、ちょっとしたテクニックを意識するだけで、「デメリットが気になりにくく、積極的に採用したいアイテム」へと早変わりします。
気になるデメリット別に、解決のためのオススメテクニックを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
姿勢の固定による辛さは、ソファーの機能で解消しよう
ハイバックソファーに長時間座り続けると、かえって疲れてしまう……と感じるのは、姿勢が固定されることで、腰や背中といったパーツへの負担が大きくなってしまうためです。
近年では、こうした辛さを解消するための機能を搭載したハイバックソファーが人気を集めています。
腰への負担を軽減!ハイバックレザーソファ【ELC】は、クッションで腰を包み込むように支える「ランバーサポート」機能搭載しています。また座面や背面がしっかりと体を支えてくれるため、「心地よい弾力で立ったり座ったりするのが楽」と感じられます。
日本製ハイバック&リクライニングソファ【LNT-ファブリック】は、リクライニングで体に負担の少ない姿勢を選ぶことができます。長時間座っていても、疲れにくい仕様であると言えるでしょう。
置く場所やカラーの工夫で圧迫感を軽減
ボリューム感のあるハイバックソファーは、リビングを狭く見せてしまうから……と不安を感じている方には、置く場所やカラー、ソファーのデザインで工夫を凝らすのがオススメです。
まず、ハイバックソファーの圧迫感の原因になっているのは、その「高さ」ですから、壁際に設置することで、見た目による影響を最小限にできます。
普通のソファーと同じ感覚で、設置できることでしょう。
また、ホワイト系のソファーを選ぶのもオススメの方法です。部屋全体を明るく見せることで、圧迫感を軽減できます。
さらに、肘掛けや足元の視線が抜けているデザインのソファーは、圧迫感が出にくいデザインだと言えます。
大きめのサイズを選んでも、部屋全体にしっくりと馴染みやすいので、積極的に探してみてはいかがでしょうか。
視線の抜けはソファーのデザインで解消
ハイバックソファーのデメリット、最後の一つ「視線の抜け」には、ソファーのデザインを選ぶ段階で対処をしましょう。
ハイバックソファーの中には、ソファーの一部にテーブルが組み込まれているものもあります。
リクライニング付きハイバック木肘ソファ【LCE】は、3人掛け用のソファーを選ぶと、真ん中部分をテーブルにして、スッキリさせることができます。その部分は視線の通り道として活用できることでしょう。
そのほか、思い切って「一人掛けハイバックソファーをスペースに合わせて設置する」という方法をとるのもオススメです。オシャレで洗練された雰囲気を作りながらも、ゆったりとした時間を過ごせそうですね。
■まとめ
リビングで過ごす時間をもっとリラックスして過ごしたいと思ったときには、ぜひハイバックソファーも検討してみてください。
ソファーの中でも快適性が高く、また、部屋全体をゴージャスに見せてくれることでしょう。
ハイバックソファーのデメリットは、ちょっとした工夫で解消できます。
今回紹介した情報も参考にしながら、本当の意味で最高のくつろぎ時間を提供してくれる、理想のソファー選びを実践してみてくださいね。
居心地の良いソファーを用意することで、家族みんなが自然に集いたくなるような、素敵なリビングを作れるはずです。
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