寝心地の良し悪しを大きく左右する!マットレスの選び方
ベッドを購入するとき、デザインは気にしてもマットレスについてはあまり深く考えずに選んでいる人、けっこう多いのではないでしょうか。
実は、マットレスの選び方一つで寝心地は大きく変わります。
人は人生の3分の1の時間を睡眠にあてていると言われており、質の良い睡眠を取ることはとても大切です。
また、マットレスは長年使っていると本来の役目を果たさなくなってくるため、買い替えを検討しなければならないときがきます。
大きな買い物になるため、なるべく慎重に選びたいところです。
そこで今回は、心地良い眠りを実現するためのマットレスの選び方や長持ちさせるコツをご紹介したいと思います。
マットレスの寿命はどれくらい?
また、同じマットレスでも使い方によって寿命は変わってきます。
一般的には、低反発ウレタンは3~5年、高反発ウレタンは6~8年、ボンネルコイルは7~10年、ポケットコイルは8~12年が目安です。
マットレスを長く使いたい場合は、選ぶときの基準として価格も加味するとよいでしょう。
ただし、高価なものだからといって必ず耐久性が高いとは言い切れません。
購入する際には、マットレスの品質を見極めることも大切です。
マットレスがへたるというのはどのような状態?
しかし、負荷がかかりすぎると凹んだ部分が戻らなくなってしまい、この状態を「マットレスがへたった」と言います。
なぜなら、この状態のまま使い続けると、常に腰が下に沈んだ状態で寝ることとなり、寝るときの姿勢や血行が悪くなるからです。
その結果、安眠できず夜中に目覚めてしまったり、朝起きたときに腰痛を自覚したりと身体にも悪影響を及ぼします。
そして、人の身体の中で最も重い部分は腰であるため、マットレスは腰の当たる部分がどうしてもへたりがちになります。
ボンネルコイルやポケットコイルなどのスプリングマットレスは、上層部に詰め物があり、下層部にスプリングがある構造になっています。
コイルは耐久性が高いですが、詰め物はそれほどではないため、長年マットレスを使い続けることで詰め物がつぶれるなどして劣化し、コイルが当たるようになってきます。
マットレスを長持ちさせるコツ
マットレスを長持ちさせる3つのコツを紹介します。
定期的にローテーションする
マットレスによっては両面を使える構造になっているものがあります。
定期的にカバーを洗濯する
マットレスのカバーには、どうしても皮脂や古い角質などが付着しがちです。
そのため、長期にわたって洗濯していないと汚れが蓄積し、ダニが発生したり雑菌が繁殖したりします。
こまめにカバーを洗濯することで、雑菌の繁殖やニオイの発生を抑えることができます。
日干しや陰干しをして湿気を抜く
マットレスを使うことで湿気がたまり、そのまま放置しているとカビの原因になることがあります。
ただし、ものによっては干すことが推奨されていないものもあります。
購入したマットレスの取扱説明書を読み、適した方法で湿気を抜くようにしましょう。
高品質なマットレスを選ぶメリット
高品質なマットレスには低価格なマットレスと比較してさまざまなメリットがあります。
耐久性に優れている
高品質なマットレスは、低価格なマットレスと比較して耐久性に優れています。
高品質なマットレスは、10年以上の耐久性があるものも少なくありません。
通気性が良くカビが生えにくい
通気性が悪いマットレスの場合、湿気をため込みやすくカビやダニの温床になりがちです。
通気性を確保するためのベンチレータ(空気穴)を設けているマットレスなら湿気対策の面で安心です。
寝心地の良さにこだわったものが多い
高品質なマットレスは、高級ホテルでもしばしば使用されています。
良質の睡眠を取るために寝心地の良いマットレスを選ぼう!
マットレスの種類や素材、品質にはさまざまなものがあります。
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