キッチン

住まいの空間レイアウト、インテリアコーディネートには、人が生活しやすくなるように、家具などを適切な位置に配置することが求められます。

 

インテリアコーディネートと聞くと、リビングや寝室を浮かべる方も多いかと思いますが、キッチンのレイアウトもとても重要です。

 

キッチンは、家族みんなが頻繁に使う場所だからです。

 

キッチンをレイアウトする場合は、キッチン内の作業動線や、キッチンとは別の空間との生活動線を考慮することが必要になります。

 

そこで今回は、キッチン・レイアウトの重要性と作業動線や生活動線について、加えて、良いレイアウトに有効なキッチン収納家具についても紹介してみたいと思います。

 

 

キッチンレイアウトは動線を意識することが重要

Aki
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キッチンを新調したりリフォームしたりする際には、レイアウトをどうするかを考えることが大切です。

キッチンには、大きく分けて対面式非対面式があります。対面式は、ダイニングやリビングと対面しているタイプのこと、非対面式はそうでないタイプのことです。
Nijiro
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対面式・非対面式のどちらを選択するかは、家族構成によって違ってきます。

Aki
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たとえば、子どもがいるのであれば、家事をしながら子供の様子が見られる対面式が向いていますし、そうでなければ非対面式でもかまわないでしょう。

ただ、対面式の場合は、家事をしながらテレビが見られるというメリットがあります。

とはいえ家事への集中力が削がれるため、作業効率は低下します。
Nijiro
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また、シンク・冷蔵庫・コンロをどのように配置するかによっても、作業効率に差が生じます。

 

このように、レイアウトを考えることは、家族や家事の作業効率に関わる重要なテーマでもあるのです。

Aki
Aki
いずれにせよ、大切なのは、人が動く経路を線で表した「動線」を考慮したレイアウトを行うことです。

キッチンのレイアウトを考える際には、作業動線生活動線に着目する必要があります。

作業効率を重視したレイアウトであれば、作業動線を意識することが必要になりますし、リビングやトイレといった生活空間との連携を重視するのであれば、生活動線を意識したレイアウトが求められます。
Nijiro
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Aki
Aki
また、家事のしやすさや動きやすさを考慮すれば、キッチン収納家具にこだわることも大切になります。

キッチンの広さや形状に合わせた収納家具を選ぶことで、家事によるストレスの軽減や作業効率の向上が期待できるからです。

harry
harry
このようなことから、キッチンレイアウトを行うことは、クオリティーライフの実現にとっても重要と言えますね。

 

 

作業動線はワークトライアングルと横幅を意識する

作業動線は、作業する際の動きの経路を線で表したものです。

Aki
Aki
キッチンで家事をこなす場合、人はほぼ決まった経路で動きます。
このため、作業動線を用いてレイアウトすることで動きやすくなり、作業効率が向上します。

その結果として、家事の時短が実現できるようになるのです。

 

ただし、作業動線は、動きの経路だけを意識すればいいわけではありません。

キッチンに作業動線を用いたレイアウトを施すためには、ワークトライアングルという基本的な形があります。
これは、シンク・冷蔵庫・コンロを3つの点で結んだときに、三角形のような状態になっていることを言います。
Nijiro
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ワークトライアングル

 

つまり、シンクを三角形の頂点に設置した場合、左下にコンロ、右下に冷蔵庫を配置するようなイメージです。

 

また、それぞれの距離を120〜270cmの間に収めることで、さらに作業効率の向上につながります。

Aki
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しかし、ワークトライアングルが不可能なキッチンも少なくありません。シンクと、コンロを置くスペースが横一直線になっているキッチンをよく見かけます。こうした場合は、横幅を広げすぎないことが作業動線を考える上でのポイントとなります。
横幅を広げすぎると、移動距離が長くなり、作業効率が低下するからです。
Nijiro
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キッチンの横幅は、270〜360cm程度が理想的な長さです。

 

harry
harry
また、いずれのレイアウトにしても、キッチンにカウンターを取り付けることで、でき上がった料理を置いておいたり、ダイニングまで料理を運ぶ手間が省けるため、さらなる作業効率の向上が期待できます。

 

このように、作業動線を取り入れたキッチンレイアウトを行うことで、手狭なキッチンであっても、快適に家事が行えるスペースに変貌させることができるのです。

 

 

生活動線はキッチンを中心に考えることが大切

生活動線は、居住空間で住人が動く経路を線で結んで表したものです。

Aki
Aki
生活動線を結んでみると、その家が暮らしやすい間取りになっているかが可視化されてきます。
そのため、生活動線はキッチンレイアウトを考える上でも、たいへん役立ちます。
たとえば、キッチンとダイニングが隣り合っているのに、なぜか壁で隔てられていて直接行き来できないような間取りは、良い生活動線とは言えませんね。
Nijiro
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harry
harry
また、客間を通らなければキッチンに行けないような間取りも、良い生活動線とは言えないでしょう。

 

キッチンと家族が集まるダイニングやリビングは、直接行き来できるのが良い生活動線の基本です。

 

Aki
Aki
居住空間をキッチンを中心にレイアウトする場合、回遊式がおすすめです。
回遊式では、キッチンを中心にして、ダイニング・リビング・トイレ・洗面所といった生活に必要な場を配置します。
回遊式を実現することは、それほど難しくありません。洗面所に出入り口を2つ設置し、キッチンと廊下の2カ所から出入りできるようにするだけで実現できます。
Nijiro
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キッチンは住人の誰もが毎日何度も出入りする場所であるため、キッチンを中心にして居住空間をレイアウトすることによって、より暮らしやすい居住空間を作ることができるのです。

 

 

キッチンレイアウトに効果的なキッチン収納家具を紹介

キッチンをレイアウトする場合、リフォームする方法とキッチン収納家具を効果的に取り入れる方法があります。

 

ここでは、後者の場合に取り入れたいキッチン収納家具を紹介します。

 

大型レンジ対応システムキッチンボード【KSKB】

大型レンジも収納できるシステムキッチンボードです。

Aki
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収納能力に優れていて、小さな食器を分類して収納できたり、大きな鍋類もスッポリ収納できます。
また、フルスライドレール搭載で、大型レンジもスムーズに引き出せます。

システムキッチンボード

天板は、熱・傷・汚れに強い素材が採用されていて、レンジから出した料理を置くことも可能です。
Nijiro
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美しい鏡面仕上げの外面は、ホワイト・レッド・ブラック・ウォールナットの4色が用意されています。

 

収納付きキッチンカウンター【QIU】

収納・作業台・カウンターの3役をこなす、手狭なキッチンにも置けるキッチンカウンターです。

 

キッチンカウンター

Aki
Aki
収納面も充実していて、使用頻度の高い食器などを収納するオープン収納、普段は使わない食器や調味料などを収納しておける開き戸収納、炊飯器がスッポリ入るスライド収納、コンセント付きの家電収納があります。

 

カラーは、オークナチュラルとオルナットブラウンの2種類が用意されています。

 

 

まとめ

Aki
Aki
キッチンは、調理という大切な家事を行う空間だからこそ、レイアウトにもこだわりたいものです。

とはいえ、誰もが大掛かりなリフォームができるわけではありません。リフォームができない場合は、作業動線生活動線を意識しながら、キッチン収納家具を活用したレイアウトを行いましょう。
Nijiro
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それだけでも、家事の作業効率を向上させるのに十分な効果が期待できます。

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