オープンタイプ収納棚の上手な選び方とオシャレに見せるコツ
収納スペースが限られる空間でも便利に使えるの壁面収納。
特にオープンタイプの収納棚は、収納力抜群である一方で、見た目には軽やかなもの。「収納」としての機能性と、「飾り棚」としてのデザイン性を両立させられることで、人気を集めています。
とはいえ、オシャレな壁面収納を上手に使いこなすためにはコツがあります。
置くだけで部屋全体の雰囲気をオシャレにしてくれるディスプレイ棚をどう選び、どのように使うのがベストなのでしょうか。
そこで今回は、壁面収納を使ってお部屋全体をオシャレにまとめるコツをご紹介します。
■壁面収納は、カラーによって雰囲気が変わる
壁面収納は壁面を広く使うため、部屋全体に与える影響は非常に大きく、部屋全体の「主役」となる可能性があります。
だからこそ重要なのは「部屋の雰囲気に合う棚を選ぶ」ということですが、特に「色」はたいへん重要な要素と言えます。
以下は、壁面収納によく使われる色の特徴です。
ダークブラウン
深みのある色合いで、大人っぽい落ち着いた印象を与えるカラー。白い壁紙や濃い色合いのフローリングとの相性が抜群。比較的どのようなインテリアにも合わせやすいですが、オープンシェルフの場合、埃が目立ちやすいというデメリットがあります。
ナチュラルカラー
明るい木目調の色合いで、ナチュラルスタイルやシンプルスタイル、北欧スタイルなどとの相性が抜群です。軽めの色合いなので、大きめサイズを選んでも圧迫感を与えにくいというメリットがあります。ただし、材質をよく確かめてから購入しないと、安っぽくなってしまう可能性があります。
ホワイトカラー
モダンスタイルのインテリアや、モノトーン調の空間にもなじみやすいのがホワイトの収納棚。使い方次第で、可愛らしい印象にもクールな印象にも仕上げられます。飾るアイテム、収納するアイテムを選ばない反面、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
面積が大きいディスプレイ棚だからこそ、色選びは重要な要素となります。また、収納棚の背板があるかどうかで雰囲気も大きく変わってくるでしょう。
大きめサイズを選びたいけれど、圧迫感が気になる!というときには、背板がなく、目線が抜けるタイプがオススメ。壁紙が見える空間が多い分、軽やかな印象になります。
■オシャレな形にこだわるのもオススメ
近年のディスプレイ棚の中には、オシャレな雰囲気にこだわったものも多くあります。
単なる「収納家具」ではなく、「部屋の雰囲気を良くするためのインテリアアイテム」として選びたいときには、「カタチ」にこだわりたいですね。
あえて左右非対称にデザインした棚や、自分自身で自由に組み合わせられるものであれば、存在感も抜群です。
設置場所に合わせて、トールタイプやミドルタイプなど、サイズも検討してみてください。
デザインディスプレイシェルフなら、好みのタイプをいくつか組み合わせることで、ほかの収納アイテムにはない個性を演出できるでしょう。
■オープンタイプの収納、オシャレに使いこなすためのコツ3つ
収納力抜群の壁面収納なので「フル活用したい!」と思う方も多いのかもしれませんが、なんでもかんでも詰め込み過ぎると、見た目の印象が残念なものになってしまいます。
特にオープンタイプの収納の場合、活用方法に注意が必要です。
よりオシャレな雰囲気で100%活用するために、コツを3つ頭に入れておきましょう。
見せる収納と隠す収納のバランスを意識
オシャレさ重視のオープン棚を上手に使いこなすためには、「見せる収納」と「隠す収納」をバランスよく配置する必要があります。
「見せる収納」とは、その名前のとおり、パッとみて何が収納されているのかわかる状態にすること。
本やCDなどは、そのまま棚に並べた方が使い勝手も良いでしょう。
その他、帽子や鞄、食器など、こだわりのアイテムを「見せる収納」で楽しむ方も少なくありません。
一方、見せたくないゴチャつきがちなアイテムは、お揃いのかご等に入れて棚の中に置いておきましょう。
「隠す収納」の量が多ければ多いほど収納力はアップしますが、軽やかさはダウンしてしまいます。
反対に、「見せる収納」の量が多ければ、「統一感がなく、ゴチャゴチャしている」「なんとなく汚らしい」なんてイメージにつながってしまう可能性もあるでしょう。
理想は両者の割合を半々にすることですが、個人の好みによっても変わってくるはず。
購入したディスプレイ棚を前に、両者をどの程度のバランスで組み入れるのか、じっくり検討してみてください。
見た目が重いものは下に入れよう
壁面収納を重い印象にしないためには、「どんなものをどこに収納するのか」も重要なポイントとなります。
以下のような「見た目が重苦しく感じるもの」は、できるだけ下の段に入れることで、見た目の印象が良くなります。
・ぎっしりと詰まった本
・濃い色味のアイテム
・棚にピッタリサイズの収納ボックス
これらの収納物は、実際の重さはどうあれ、目線が抜けにくいことで「重そう」な印象を与えてしまいます。ですので、下の方に集中させることで、「重苦しい感じ」を回避すると同時に、安定感をもたらすことができます。
家族の生活スタイルから、「どうしても棚の上の方にたくさんの物を収納したい!」というときには、あえて「収納空間よりも一回り小さいサイズのボックスやかご」を使ってみてください。
ボックスやかごの中にざっくりと多くのアイテムを収納できる一方で、周辺空間があくことで軽やかな印象につながります。
飾りスペースを作ろう
最後のポイントは、「収納」ではなく「飾り棚」として、割り切って使うスペースを作るということです。
オシャレな雑貨や家族の写真、小さめサイズの観葉植物など、お気に入りを集めてみてください。
このスペースを作ることで、人の目線はそこに集中するようになります。全体のオシャレ度もアップするので、オススメの方法です。
■ディスプレイ棚を上手に使って、収納力&オシャレさをアップしよう
部屋の中に収納スペースが足りないときには、上手な家具選びでストレスを低減するのがオススメです。
せっかくなら、インテリアの中心となってくれるような、オシャレなディスプレイ棚を選んでみてはいかがでしょうか。
部屋の雰囲気に合う収納家具を選び、そして使い方のコツを知っておけば、部屋全体の雰囲気も良くなるはず。
実用性だけではなく、「見せる収納家具」についても、ぜひ積極的に検討してみてくださいね。
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